2014年6月23日月曜日

実習生おすすめ

『 ばいばい、アース 』

     冲方丁

人々が動物の姿かたちをまとう世界で、ただ一人だけ
牙も皮も鱗もまとわぬ異形「のっぺらぼう」として生まれた
        ラブラック=ベルという少女が主人公です。
         これは、そんな彼女が「自らの由縁」を探るための旅に出ようとする
         物語です。
         いまでは 『天地明察』 『光圀伝』 『はなとゆめ』 のような、
         歴史小説で有名になっている冲方丁ですが、
         デビューから『天地明察』以前の作品は、 ファンタジーやSFでした。
         この作品も、超難解長編ファンタジーになります。
         緻密な世界観がお好きな人にはたまらない作品です。
         正直私は読む手が止まりませんでした。

         ・・・ちなみに。
         文庫になる前のハードカバーは、上下巻合わせて6000円ほどしたそうです。

   羊飼い

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