『 ばいばい、アース 』
冲方丁
人々が動物の姿かたちをまとう世界で、ただ一人だけ
牙も皮も鱗もまとわぬ異形「のっぺらぼう」として生まれた
ラブラック=ベルという少女が主人公です。
これは、そんな彼女が「自らの由縁」を探るための旅に出ようとする
物語です。
いまでは 『天地明察』 『光圀伝』 『はなとゆめ』 のような、
歴史小説で有名になっている冲方丁ですが、
デビューから『天地明察』以前の作品は、 ファンタジーやSFでした。
この作品も、超難解長編ファンタジーになります。
緻密な世界観がお好きな人にはたまらない作品です。
正直私は読む手が止まりませんでした。
・・・ちなみに。
文庫になる前のハードカバーは、上下巻合わせて6000円ほどしたそうです。
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